市場や開発中に発生した製品の不具合について、原因調査から対策、試験方法、再発防止まで支援します。
問題がまだ整理されていない段階でも、分かっていることと不足している情報を整理し、次に何を確認すべきかをご提案します。
回収品や試作品を調べ、壊れた原因を明らかにする
市場不具合のデータから、発生条件や傾向を読み取る
使用環境に合った強度・耐久目標、試験方法・判定基準を決める
加速試験を計画し、製品の寿命や耐久性を見積もる
DRBFMにより、設計変更に伴うリスクを洗い出す
調査結果を技術見解書にまとめ、対策・再発防止・標準化につなげる
当事務所では試験設備を保有していないため、試験そのものの請負ではなく、試験計画、条件設定、結果の解釈、原因調査などを中心に支援します。
案件の内容に応じて進め方は異なりますが、技術調査や不具合原因の検討は、基本的に次の手順で進めます。原因調査では、情報整理、原因仮説、確認結果を照らし合わせながら、必要に応じて各段階を行き来し、原因の確からしさを高めていきます。
1️⃣ 課題と調査目的を明確にする
まず、「何が起きているのか」「何に困っているのか」「今回の調査で何を判断したいのか」を確認します。原因の特定、安全上のリスク判断、関係者への説明、対策の検討など、最終的に必要となる判断を明確にします。
2️⃣ 事実と関連情報を整理する
不具合の発生状況、製品の構造・材料、使用環境、製造条件、設計変更、過去の試験結果などを整理します。確認できている事実と、まだ確認できていない情報を分け、不具合の発生条件や傾向を把握します。
3️⃣ 原因仮説と発生メカニズムを検討する
整理した情報をもとに、どのような負荷、劣化、材料特性、構造、製造上の要因が不具合につながった可能性があるかを検討します。単に原因候補を並べるのではなく、「なぜ、その現象が発生するのか」というメカニズムまで掘り下げます。
4️⃣ 確認方法と追加調査を提案する
原因仮説を確認するために必要な現物観察、計測、データ解析、再現試験などの方法を整理します。お客様や外部試験機関で実施された調査・試験の結果について、技術的な解釈や判断の支援も行います。
5️⃣ 技術的な見解を整理する
調査結果を踏まえ、確認できた事実、可能性の高い原因、残っている不明点を区別して整理します。必要に応じて、原因仮説、安全上のリスク、追加確認事項、対応の優先順位などを技術見解書や報告資料としてまとめます。
6️⃣ 対策・再発防止につなげる
原因と発生メカニズムに基づいて、設計、材料、製造、試験方法、判定基準などの見直しを検討します。ご希望に応じて、類似製品への展開、開発目標の見直し、仕入先要求仕様や社内標準への反映まで支援します。
技術調査報告書
技術見解書
原因仮説と確認項目の一覧
試験計画書・評価方法案
DRBFMシートのレビュー結果
対策案・再発防止案
社内標準・手順書案